MA（マーケティングオートメーション）とは確実に商品が売れる状態を表わしており、あと一歩で顧客は必ず購買行動に出る寸前です。そんなMA（マーケティングオートメーション）を活用すれば、営業活動を大幅に効率化することが可能です。ありがちなのが売り上げを達成したいあまり、確実に商談が成立する顧客に対してアプローチをしてしまったケースで、商品を紹介した際に同じものを既に購入していたり、言われなくても購入するつもりだったというケースも少なくありません。これにより貴重なリソースを消費してしまい、アプローチするプランの立案や移動の時間が無駄になってしまうことがあります。

そこでMA（マーケティングオートメーション）の対象となっている顧客への営業活動は一切行わず、それ以外の顧客へのアプローチに注力するという方法があります。MA（マーケティングオートメーション）の対象となる顧客は黙っていても購買行動へと高確率で移行するため放置し、それ以外の顧客へ徹底的に営業活動を行い、潜在的な需要の掘り起こしや新規の契約を取ることに集中します。これが上手く行けばMA（マーケティングオートメーション）に新規の顧客が上乗せとなり、効率的に売り上げを伸ばすことが可能です。社内リソースが限られている中で無駄を徹底的に省きターゲットを絞り込むことが重要で、目先の短期的な利益に囚われず中長期的に見て総合的な利益を考量することが大切です。