ABM(AccountBasedMarketing)は、これまでとは異なったマーケティング手法です。従来のマーケティングのやり方は、対象を広げ数多くの人々を対象とすることを前提としていました。それにより多くの人々に、販売品を買ってもらえるという可能性が高まると考えられていたからです。ある意味で不特定多数の人を対象としたマーケティング手法と言えます。
このような手法では、販売品に興味のない人たちにも宣伝をすることになりますので、投入した費用やエネルギーに対してリターンを目立って大きすることはできません。ABM(AccountBasedMarketing)は、このような従来のマーケティング手法の欠点を補うというものです。ABM(AccountBasedMarketing)では、販売品に対して興味を持ってくれそうな見込み客をターゲットとして重点的にマーケティングを行います。潜在的に興味を持っている逆走ですから、販売品を購入してくれる確率も高くなります。
その意味で公立の高い手法といえます。そのためには、あらかじめ顧客がどのような人たちであるかということをはっきりさせておく必要があります。そのためには様々なセール手法を駆使して、潜在的な顧客層がどのように分布しているかということを知ることが必要です。その意味で、セールスチームとマーケティングチームの極めて密接な累計活動が大変重要となってきます。